GNS3 2.2.0インストール(というかGNS3 VMの移行)

技術ネタ

GNS3も2.2系になりましたね。

https://www.gns3.com/news/article/gns3-2-2-0-released

ただ、GNS3VMのバージョンが2.2に上がる際にベースOSのバージョンがUbuntu14系から18系に上がっているので、同じ2.1系の中でUpgradeをかけるのではなく、Migrateを行う方向でアップグレードしてみることにします。ドキュメントの中にも手順があるので特に迷うこともないですが、メモとして。

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ウェブ ワープロ、プレゼンテーション、スプレッドシート

※わたしの環境は VMware Fusion 11.5 on macOS Catalinaです。

      1. 現在使用中のGNS3VMのコンソールにログインできることを確認します。
      2. 新しいGNS3VMをFusionにインポートします。Fusionのメニューから「インポート」を選択します。
      3. 「GNS3 VM.ova」を選択します。
      4. 「続ける」をクリックします。
      5. VMのファイル名をかぶらない名前で登録します。(ここではGNS3 VM22と設定)
      6. 正常にインポートされたら「終了」をクリックします
      7. 「この仮想マシンをアップグレードしますか?」はお好みで(わたしはアップグレードしました)。
      8. 正常に起動すると、ステータス表示画面が出ます。ここでIPアドレスを控えます(ここでは192.168.44.133)
      9. 移行元のGNS3 VMで「Migrate」を実行します。
      10. 「Setup」を実行します。
      11. 移行先のIPアドレスを聞かれるので、控えておいたIPアドレス()ここでは192.168.44.133)を設定します。
      12. SSHのホストキー受け入れのために「yes」を応答します。
      13. パスフレーズに「gns3」を応答すると、鍵交換が完了します。
      14. Enterキーを押すと正常終了画面に遷移します。Enterキーを押します。
      15. データを転送するために「Send」を実行します。
      16. 控えておいたIPアドレスを入れて実行すると、IOSなどのイメージやプロジェクトファイルの転送処理が始まります。
      17. 実行中
      18. 完了すると以下の画面になります。Enterキーを押します。
      19. 転送が終わったGNS3 VMはShutdownしてOKです。
      20. GNS3の設定で、GNS3 VMの設定で「VM name」を新しいGNS3 VM(ここではGNS3 VM22)に変更します。

      これで新しいGNS3 VM2.2を使用できるようになります。

      ただ、どうもDockerイメージまでは転送されないみたいです。もともと使っていたcEOS-labsを起動しようとするとDocker Hubにイメージを取りに行って、失敗してしまいます。

      これは自分がQiitaに書いた以下の記事で再度復旧すれば良さそう。

      GNS3でArista cEOSを動かす - Qiita
      ネットワークシミュレータ GNS3 はCCNAなどのCisco資格を取る人には必須だ!とよく言われますが、Cisco IOSに限らずいろんなネットワークOSを動作させることができます。例えばCis…

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