CCIE Service ProviderではIOS-XRがラボ機器に含まれるため、以前Kindleのセールで買って積ん読になってた「Cisco IOS XR Fundamentals」を読んでます。
CCIE Service Providerの勉強にというつもりではなく、経験の無いものについての学習用にということで買ってたのですが、IOSとこんなに違いがあるとは。そして取っ掛かりとしてこんなちょうどいいとは。買った時の自分をほめてあげたい。
ベースとしているのはIOS XR 3.5といった古いバージョンのようですが、それでもCLIの違いに「へー!」となることばかりです。
今読んでるところまでのレベルで言えば、IOSとの操作上の大きな違いは
- 投入したコンフィグはコミットするまで有効にならない
- 明示的にコンフィグを保存しなくても、コミットした時点で保存される
- ルーティングプロトコルの動作するインターフェイスは、ルーティングプロセス配下でインターフェイス単位で指定する
- ルーティングプロセスに未搭載のインターフェイスを指定することも可能
- ルーティングプロセスの設定は階層構造となっており、上位で設定したものは下位に引き継がれる
- ルーティングの制御はルートポリシーというものを使用する
- というかそもそもコマンド体系が結構違う
というところですね。
IOS-XRvのデモイメージもあるみたいですが、どうせ学習に必要になるのでVIRLを導入したいと思っています。そこで実際の検証を進めていく予定です。
てことで、早いとこINEのWorkbook買わないと…
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