転職しました

2021年が自分にとってこれほど大きな年になるとは…と改めて感じているところなのですが、10月1日に、2回めの転職をしました。今回は自分もいろいろ思うところがあったので、記録として残しておきたいと思います。

きっかけ

きっかけは今年の5月に「誰かいない?って話がありますけど、その気あります?」という話をもらったことです。正直、職場の環境にも不満はなく、積極的に転職を考える状況でもなかったので、とても迷い、悩みました。具体的に考えてみると現状はこんな感じでした。

  • 完全リモート(これは最初の転職時に最重視した点)
    • 1回目の転職当時、プライベートで日中に家にいる必要が想定されていたので。
  • 裁量労働制(細かい時間管理がない)
    • 平日日中などのプライベート時間が確保しやすいので、ワークライフバランスがうまく取りやすかった。
    • JANOGミーティング参加への理解もあり、スタッフ業務への貢献も認められていた。
  • 社内の技術関連の一切を取り仕切らせてもらえる。
    • 社内で十分高く評価されていることが実感できていた。
  • 給与的に不満がない。
    • 最終的に、最初の会社(客先常駐)の年収の約1.7倍まで到達していた。
    • この状況で、逆にこれだけもらってていいのだろうか?という気持ちもあったぐらい。

踏み出した理由

じゃあなんで転職を決意したのかというと、一番大きかったのはshow intさんのこの動画です。

これみてて「チャレンジしようって思って行動しないとチャンスを活かせない、たしかになぁ」と漠然と思ってた中で来た話なので「まずは面接受けてみよう!それを経験にしてみよう!」というスタンスでやってみた、というのが正直なところです。
とはいえ、もちろん何も考えずただ受けるのではなく「受けるからにはちゃんとしなければ」と十分準備もしました。特に、まともに面接を受けること自体が数年ブランクありな上に完全リモートゆえの「家族以外とまともに会話していない=発話、会話が苦手」という弱点もあったので、面接の脳内シミュレーションをしっかり行うなど、自分なりにできることをしっかりやったつもりです。
その甲斐あってか、無事内定を頂いたときにはリアルに「うお!マジか!!」と声が出てしまいました。

決断

さて、内定を頂いたからには入社するかどうかを決めないといけません。しかし不満があっての活動ではなかったこともあり、内定連絡をもらった週いっぱい、ずっと考えました。まずネガティブなところからいくと

  • いま転職するのはリスクが高いのでは?
    • 44歳になったばかりのタイミングだったので、年齢的に転職してうまくいくかどうか自信がなかった。
      →それでも内定をもらえたということは「年齢は問題ではない」ということだと理解した。
    • 家族に理解が得られるかが不明だった。
      →離婚することが決定していたので、自分の判断のウェイトが高く、家族を説得するコストがめちゃくちゃ低かった。
    • せっかくJANOGミーティングへのスタッフとしての貢献が続けられているのに、諦めないといけなくなるかも。
      →確認したところ「OK」との話をもらえたので、杞憂だった。
  • 業務的についていけるのか?
    • 1社目が現場、2社目では現場から離れているので、また現場に戻ってやっていけるかが不安だった。
      →これも同じで「いける」という判断のもとに内定が出ているはずなので、あとは自分のやる気でカバーするという方向に意識を向けた。
  • 会社の文化に馴染めるのか?
    • かなり会社の文化が変わるので、年齢的に意識を切り替えられるかどうか不安だった。
      →その前提で話を持ってきてくれていると考えれば「やればできる!」かなと。

ということで、わりとネガティブな部分は解消できそうです。今度はポジティブな点を検討してみると

  • 新しい環境も完全リモート、裁量労働制
    • 現在の生活スタイル、リズムをそのまま維持できるので家族への負担がかからない。
    • 今までの自分の作業環境をそのまま流用できる。
  • 年収アップ
    • オファーの時点で、1社目の最終年収の約2倍。
    • 家庭環境の変化を踏まえると、収入アップはかなりポイントが高い。
  • 現場に戻れる
    • やはり現場にいないと技術の使い方、リアリティが感じにくい。
    • 「人と関わる」が増えるのが少し新鮮。
  • チャレンジできる
    • 今の職場での「これ以上の成長」が想定できなかった。
    • 環境的に大きく変わることで、新たな経験が得られると思った。
    • 年齢的に考えて、将来同じようなチャンスはそうそうない。
  • なにより、以前から「仕事してみたい」と思っていた会社である

と、前向きに考える材料がたくさん揃っていました。これらをもとに、「転職する」と決断しました。

前職への思い

会社へは感謝の思いでいっぱいです。1社目当時「この環境のままじゃだめだ」と転職先を探している中で拾っていただき、まだパフォーマンスを出せてないうちから社外イベントへの参加を快く承認していただいたこと、そしてCCIE取得に向けての学習、受験フォローなど、当時の自分を大きく成長させてもらったと思っています。
また、自分を高く評価してもらったり、いろいろとプライベートでも支援をいただいたりと、とても良い環境でした。
6年半、ありがとうございました。

これから

さて、そういうわけでこの10月1日から新しい会社で働き始めました。ここまでのながれで予想がついている方もいるかも知れませんが、次はネットワーク業界の某外資系企業でお世話になります。
(どこかを具体的に聞きたい方は個人的にご連絡ください)

会社が許せばですが、これからもJANOGミーティングへの参加、貢献を続けていきたいと思っていますので、関係者の皆さんよろしくおねがいします。

最後に。離婚と退職が全く同じ日になるという大イベントをやってのけた私を労って(祝って)やりたいという方がいらっしゃったら、こちらのリストから送っていただけるととても喜びます。

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