Happy Hacking Keyboard BTのファームウェア更新

買ったもの

以前に購入したHappy Hacking Keyboard BT(HHKB BT)なのですが、使用しているiMacとの間で「切断→再接続」が頻繁に発生するようになっていました。
寒くなったので電池の電圧が下がってるせいかな?と思って頻発し始めたらすぐ電池を替えるようにしていたのですが、それでもあまりにも発生頻度が高いので我慢できなくなって、PFUのサポートに問い合わせしてみました。

サポートからの回答(1回め)

他のユーザーさんのブログでも見てたのですが、やはり最初はキーボードのリセットやMacの設定変更で改善するかの確認をするように求められました。

キーボードリセット

キーボードリセットの手順は以下のとおりです。

1.キーボードの電源が入った状態で(LEDは消灯か青の点灯)で、Fn+Qキーを同時押し
2.LEDが青の点滅になる
3.Fn+Z+BS(英語配列の場合はDelete)キーを同時押し。オレンジLEDがしばらく点灯した後に消灯する

やってみましたが、状況は変わりませんでした。

Mac側で「Bluetooth PAN」サービスの無効化

ネットワーク設定にある「Bluetooth PAN」サービスを無効にします。

1.システム環境→ネットワークを開く
2.「Bluetooth PAN」を選択し、画面左下の歯車マークをクリックして「サービスを無効にする」をクリックする
3.「適用」ボタンをクリックする

これでBluetooth PANサービスが無効になるので、DIPスイッチ6をONにしてから再度ペアリングを実施。

これも効果はありませんでした。

MacのPRAMリセット

Mac側でできる最後の手段として、Bluetooth接続の情報をクリアするためにPRAMリセットを実施。

1.Macの電源を切る
2.電源を入れる
3.起動音がジャーンと鳴ったら「command + option + P + R」を同時に押す
4.キーを同時押ししたまま20秒くらい待つとMacがもう一度再起動し、2回目のジャーンという起動音が聞こえたらキーを離す

これでもやはり変わらず。Mac側の問題じゃないよね、って感じに。

サポートからの回答(2回め)

上記の結果を報告したところ、「ファームウェアが古い可能性がある」とのこと。キーボード裏面のラベルを確認すると「Rev. A1」となっていました。

現時点での最新である「A2」版のファームウェアでは接続不安定事象の改修がされているとのなので、更新することに。

送付、ファームウェア更新、返却

早速送付したところ、かなり早く更新後のキーボードが帰ってきました。送付してから帰ってくるまでに3日ぐらいしかかかりませんでした。
帰ってきたキーボードのラベルを見ると、「Rev. A1」の後ろに黒い点が2つ手書きで追加されていました。きっとこれが「更新済み版数」を表してるのかな。

どうなった?→解決!

帰ってきたHHKB BTをすぐにiMacにつなげて使用再開しましたが、今の所「切断→再接続」は発生してないです。やったー!
これまでも使っていたBluetooth接続機器(マウス、ヘッドホン)も問題なく使用できていますし、HHKB BTのファームウェア更新が私の環境では有効だったようです。

ということで、もしお手持ちの「Happy Hacking Keyboard BT」で接続不安定事象が起きている場合、「Rev. A1」で黒丸が2つついていない場合は、PFUさんに連絡してファームウェア更新をしてもらうのが安心かもしれません。

しかしHHKBが帰ってくるまでの間、Apple Wireless Keyboardを引っ張り出して使ってたけど、とっても使いづらかった。やっぱりキーボードは大事ですね。
最低でも「US配列、CtrlキーはAの横、静電容量無接点方式」は譲れなくなってしまってます。予備にHHKBか、別の何かを買っておかないといけないかな…

追記:2019/03/14
この記事を書いてから1ヶ月立ちますが、一度も切断されていません。地味にストレス感じていたのでとても嬉しいです。

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